活動内容

01:海洋と海岸の課題に取組む人材育成を進めます。

「一般社団法人うみつなぎ」発足の起点となった
「九州大学うみつなぎ」では、若い世代が楽しく参加して、海辺の教室・うみまなび、シンポジウム、研究発表など海への関心を高め、海に関わる人材の育成活動に取組んでまいりました。
一般社団法人うみつなぎでは、
深刻化している「海洋と海岸の課題」の解決を進めるためには、より幅広い世代を巻き込んで、広く社会に海洋と海岸の課題を知ってもらう活動とより組織的で継続的な人材育成活動が必要だと考えています。
漂着物を区分けするビーチコーミングは
子供たちが、海辺を楽しく学ぶ場です。
うみつなぎ主催 2025年7月21日
海の日記念シンポジウム
~玄界灘の魅力と課題を語る~
第七管区海上保安本部、
アクロス五島、宗像鐘崎漁師、
唐津虹ノ松原KANNE、古賀市長、
九州大学maiPLAなど様々に玄界灘に関わる立場で語っていただきました。
活動方針
・身近な海洋と海岸の課題を知ってもらうためのシンポジウムやイベントを開催し、九州大学うみつなぎの研究発表シンポジウムを共催します。
・海洋と海岸の課題解決に関心のある人材を、若年時代から学生、社会人まで継続的に育成し、日本の海洋と海岸に関わる研究や政策を担う人材を生み出す活動を広げていきます。

02:海洋と海岸のデータ構築で課題を可視化、政策提言へ。

一般社団法人うみつなぎは、大学研究者の基盤を踏まえて、各地域の個人・団体のパートナーの協力の下に、海洋と海岸の様々なデータを科学的に集積し、分かりやすいかたちで可視化してメディア(マス及びSNS)を通じて社会に情報発信し、行政に政策提言を行い、海洋と海岸の課題解決につながるよう社会の関心を高め、政策の実現を目指します。
海岸浸食・砂浜喪失は深刻さを増しています!
鎌倉七里ヶ浜の海岸浸食は、道路陥没の危険性もあり深刻な問題となっています。
全国どこでも海沿いの道路、住宅、施設は同様の問題を抱えていますが、一般社会では海岸浸食の深刻さが理解されていません。
福岡県糸島市サーフィンのメッカ幣の浜でも海岸浸食は深刻です。
地元サーファーにも参加いただき、多くの参加者に
砂浜が失われてきている現状を知っていただきました。
2025年11月30日
一般社団法人うみつなぎ:幣の浜エクスカーション
一般社団法人うみつなぎは、日本各地の海岸浸食・砂浜喪失の状況を把握するため、全国のパートナーに呼びかけて、各地の砂浜の過去と現在の画像比較、および砂浜が削られていく状況の定点観測を進めて行きます。
全国各地でのデータを集め、分かり易いかたちで可視化するこで、海岸浸食と砂浜喪失の深刻な状況が広く認知されるはずです。
更に政策提言を行い、政策の実現を目指します。

03:海に関わる地域社会と産業の健全な維持発展に貢献します。

日本全体として少子高齢化による人口減少が続いていますが、都市部に人口が集中する一方で、収入を得る産業が限られる離島や漁業など海に関わる地域では人口減少が顕著であり、地域社会の維持が大変重要な課題となっています。
長崎県対馬市は神話にも出てくる
高品質の真珠の産地で、対馬の重要な産業となっています。
近年、世界的に真珠の需要が高まり、価格は上がっていますが、海水温の上昇など海洋環境の変化で生産量は減ってきています。
福岡県宗像市鐘崎では、
様々な効能で注目されている
海藻アカモク漁の事業化に
成功しています。
長崎県五島では、遣唐使が椿油を貢物とた歴史があり、五島の名産物である椿を様々な商品・サービス展開と地域のブランド化に活用しています。
海に関わる地域で稼げる雇用の場となる産業を維持発展していかなければなりません。
特に九州の離島は、国境の最前線でもあり、「大切な日本の資産として人の住む島」を維持していく必要があります。
一般社団法人うみつなぎは、九州の離島や海に深く関わっている地域と連携して、それぞれの地域が持つ歴史、文化、産業、食を改めて掘り起こし、地域社会が維持発展できるような取組みを進めてまいります。